2016年9月26日月曜日

10月7日〜10日お休み致します。

こんにちは、四ツ谷オステオパシースタジオの渡邉です。

さて、ブログでは直前のお知らせとなりますが、
10月7日(金)〜10日(月・祝)
の期間、お休みをいただきます。

日本オステオパシー学会の国際セミナーがありまして、スタッフとして参加しております。今回は4日間、エドワード・ゲーリングD.Oを招いた「ストレイン・カウンターストレイン」のセミナーが開催されます。
「ストレイン・カウンターストレイン」とは テクニックの名称なのですが、とっても有効なテクニックで全国から先生達が集まる興味深いセミナーです。
四ツ谷オステオパシースタジオにいらしてくださっているクライアント様には、一度はどこかの部位で使っているテクニックです。

今回、お声をかけていただきスタッフとして参加させていただく事になりましたので、しっかり裏方として仕事し学んで、また皆様に還元できればと思います。

お休みでご迷惑をおかけしますが、どうぞ宜しくお願い致します。


ゲーリング先生。2013年のセミナーでもお会いしているのですが、情熱あふれる素晴らしい先生です。



四ツ谷オステオパシースタジオ
yotsuya-oste.com

妊婦さんからお子様まで〜。

四ツ谷オステオパシースタジオの渡邉です。

8月の夏休みに書こうと思っていた内容なのですが、気付けば9月も終わり。。
早いですねー、、毎日の充実した時間に感謝です。笑

さて、8月の夏休み期間はお子様の来院も多く、賑やかな四ツ谷オステオパシースタジオでございました。
いつだったか、赤ちゃん・小学生・中学生・高校生までが2日間でぞろぞろ〜っと来院された時もありました^^

子供にもオステオパシー!?と思う方も多いと思いますが、お子様こそお勧めですよ、オステオパシー。成長期の痛みや、姿勢の悪さ、小学生だって肩こりや頭痛を訴える時代でございます。。是非ボディチェックにお子様をお連れください。正しい姿勢、座り方を教えます。

姿勢を良くしなさい、って当たり前によく聞きますが、正しい姿勢が分からない大人も多いのではないでしょうか、私もカラダについて勉強するまで知りませんでした!
カラダは本来の形ではなく、無理がかかったり筋肉を使わずに背中を丸めて座るような姿勢でいると、靭帯・骨格にはとても悪い影響を与えます。それが、背部痛や腰痛、浮腫、色々な事の原因になってしまいます。

子供の頃から、カラダを気持ちよく正しく使えるような癖がついていれば、人生が違ったかもしれないな〜笑。今となっては、ボロボロのカラダのまま過ごしていたおかげで、色々な事に気付けて感謝していますが。。


また、お子様に加えて、妊婦さんの施術もお受けしています。
様々な週数の妊婦さんが来院してくださっています。不妊治療の一環としてオステオパシーを取り入れ、赤ちゃんをさずかったママもいらっしゃいますよ。
初期で つわりが楽になった方もいらっしゃいますし、お仕事している妊婦さんが多いので、骨格が変わってきた事による骨盤帯の痛みや浮腫などのご相談もお受けしています。

ある妊婦さんは、施術を受けている時が1番お腹が動くそうです。私も赤ちゃんとコミニュケーションとりながら、赤ちゃんとハイタッチしながら施術している気持ちで、完全にこちらが癒されてます。笑


写真は、左が正しい骨格模型。
右はよく見かける背中を丸くして顎があがった姿勢の形。
こう見ると、明らかですよね。


この間 家族が「リビングにも鏡を置きたいなー」と言ってきたので、寝室に全身鏡があるけど、どうして??と聞いたら、「自分を大切にするため」って答えてきてしびれました。(笑)名言です。
普段のご自身の姿勢、仕事中、作業中、客観的にみる事ってなかなか無いと思いますが、どうぞ「自分を大切にするため」に時々、鏡でチェックしてみてくださいね。


四ツ谷オステオパシースタジオ



2016年9月6日火曜日

人体実験

四ツ谷オステオパシースタジオの渡邉です。
最近蒸し暑いですねー。時折流れる秋の風が心地良く感じますね。

さて、8月終わりから9月にかけては忙しく、当日のご予約をお断りせざるを得なかったり、ご希望のお日にちを承われず大変申し訳ありませんでした。
台風の関係で気圧の変化、季節の変わり目で体調を崩されている方が多いですね。

定期的なお身体のメンテナンスに加えて、ご自身でできるケアとしては「適度に身体を動かす事」「下半身を温めること」です。

胃の調子が悪い、生理痛が辛い、腰が痛い、色々な症状の方に共通しているのは、下半身の冷え。伺うとオフィスでもサンダル素足で1日エアコンの中にいる方もいて、そりゃー不調にもなりまっせ、とお話しております。
靴下はいて、足湯もお勧めです。ソルトや精油をいれて5分でもご自身を癒すお時間を作ってください。ちなみに、自分に優しくすると他人にも優しくなれます(笑)

そんな訳で忙しかった四ツ谷オステですが、仕事がら手を使い過ぎて先日ちょっとした腱鞘炎になりました。右手のひらの痛み。痛みを感じたのがお休みの日だったので仕事には支障なかったのですが、痛みでお箸を持っても力が上手く入れられない。

こんな時、少し嬉しくなって解剖書を開いてしまうのがオステオパスの性。
手の平から前腕(肘から先の部分)ってかなり複雑に沢山の筋肉があるのです。
どの筋?靭帯?関節?が原因なんだろう。人体実験の始まりです。



今回の私の痛みはこの黒ポチ部分。何もしなくても痛いけど、グーパーしたり力を入れるとより強い痛みが出現する。



最初は単純に第2虫様筋かな?母指内転筋の付着部かな?と思って黒ポチ患部を緩めてみても痛みが7割程残る。手のひら〜前腕って本当に沢山の筋肉が複雑に走っています。繊細な作業ができるのはそのおかげですね。



そして詳細に動きと痛みの関連をチェックし、最終的に施術をしたのはこの部分。この写真は筋肉の付着部を色づけした少し分かり辛い写真ですが、要するにだいぶ肘に近い部分です。浅指屈筋の橈骨頭の付着部。ここの異常な緊張をとった事で手のひらの痛みは全て取れました。


手のひらの痛みが肘の近くを施術することによって治るのは、解剖学的にはあり得る事なのですが知らずに体験すると不思議ですよね。
色々な症例がありますが、ももの内側の痛みが足首を施術する事で治ったり、頭痛の原因がお尻にある仙骨だったりします。

今回の私の症例はだいぶ大雑把に書いていますが、詳しくは、肘や肩の問題、もっと言うと、胸椎と肋骨も関係しています。
オステオパシーの哲学の1つに「からだは1つのユニット」と記されているように、その方の丸ごとをマクロ・ミクロ・色々な視点で診る事が、オステオパシーの興味深い部分だと思います。



四ツ谷オステオパシースタジオ