四ツ谷オステオパシースタジオの渡邉です。
8月にこちらのセミナーを受講しました。
「アナトミートレイン筋膜解剖」
アナトミートレインのトムマイヤーズと、アナトミカルエンライトメントのトッドガルシアによる人体の層とつながりの辿る旅路。
(この文章だけでゾクゾクします!!)
オステオパシーの学びは、1に解剖、2に解剖、3も4も5も解剖学、と言われています。
人体の仕組みがわかっていなければ、全体のつながりも、触っているものが何なのか、どのレイヤーに働きかけたいのか、何をしているのか、何をしたいのか、、もう何もかもわかりません。
地図を持って旅に出るか、地図がないまま旅に出るのか、では両者は全く別物ですよね。
オステオパシーの学生時代に、アメリカ・ウエストバージニアのオステオパシー医科大学で解剖実習を経験しましたが、「百聞は一見に如かず」ってこれのことか!?と目から鱗がボトボトと落ちました。ラッキーなことに、あちらの大学の解剖学の先生に加えて、元慈恵医大の助教授で医学博士である先生も同行してくださり、見事な解剖を見せていただきました。更に色々な観察方法を教えてくださり、余すところなく学ぶことができました。
今回のライブストリームでは、解剖学者トッドガルシアの素晴らしい解剖を肩越しに見、それをアナトミートレインで世界的に著名な筋膜のスペシャリスト、トーマスマイヤーズの解説付きで聞くことができる5日間のオンラインのセミナーでした。
本来は渡米して実際の解剖を通して行われる学びが、コロナの世界的な情勢により今回初めてオンラインでのセミナーが実現したそうです。
解剖書では独立している組織に見えるものも、実際の体では連続している組織だったり、筋膜とひとことで言っても1枚ではなく線維の方向が別々の層になっているものが重なって一つの膜を形成していたり、皮膚による制限のこと、内臓、腹部の癒着、最後は頭部の領域で脳神経まで、深く深く学ぶことができました。
ご献体を提供してくださったアグネス(仮名)に ここで深く感謝したいと思います。
コロナがどんな状況になっていくのか分かりませんが、こんな風に新しい貴重な学びの機会をいただけてありがたいなぁ、、とコロナにすら感謝する日々(5日間)でした。
解剖のイメージができていればできている程、施術の精度が上がると言われています。学ぶ前と学んだ後では、明らかにブラッシュアップできていると思うので、日々の施術をより深いものにしていきたいです!!
四ツ谷オステオパシースタジオ
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解剖書って寝心地良いみたいです。笑
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