2015年9月16日水曜日

筋膜は記憶する

だいぶ更新が途絶えておりました。四ツ谷オステオパシースタジオでございます。

今日電車を待つホームで、自動販売機の飲み物をいくつか「あったか〜い」に切り替える作業をしているのを目撃しました。すっかり秋ですね。けどあれ、1年中温かい飲み物、もしくは常温の水とか売ってくれないものでしょうか。
そう言えば昔「お湯」っていうのが自動販売機で売っていました。(温かい天然水)ご存知ですか?ありましたよね?
当然買いましたが、あっという間に見かけなくなりましたね。笑

さて、筋膜について書こうと思って下書きしたまま忙しくて放置していたら、先日ちょうどテレビで「筋膜」についてやってるから今すぐ見て!と友達から連絡が届きました。

オステオパシーのテクニックには当然のように「筋膜リリース」というものがあります。筋膜は、ストッキングや全身タイツ?のようなものをイメージしていただけると良いと思いますが、ざっくり言うと全身は筋膜に包まれています。(浅筋膜)
筋膜の一部に捻れがあれば全身に影響を与えるのは、Tシャツのスソを引っ張るとTシャツ全体にシワができる事で簡単に想像できると思います。
先日のテレビでやっていたのは、筋肉を包む深筋膜に対するものでしたね。肩こりの原因はこの深筋膜にできるシワだと。筋膜には大きく分けると3種類存在します。そしてその3種類も更にいくつかに分けらます。

オステオパシーを学び始めて1年目の哲学の授業の時に
「筋膜は記憶する」って言葉が出て来た時に、私はなぜか凄くときめきました。笑
カラダの秘密を1つ知ってしまったような、記憶って頭でするものじゃないの、何、何、筋膜が記憶するってどういう事!?と。
筋膜は、外傷などのカラダへ加わった力を吸収しそれを記憶しているし、姿勢からくるカラダのクセを記憶しているし、感情なども記憶していると言われています。ティッシュメモリーと言われているようです。

施術中にこんな事があります。それこそ筋膜に対してアプローチしていると、昔のケガを思い出したり、辛かった事を思い出して涙が出たり。(全員では無いですよ、思い出す事が良いって事ではないですからね♡)

私も昔、腰の問題で施術を受けていた最中に、全く忘れていた小学校の遊具「うんてい」から落ちた事を思い出した事があります。ウンテイの上に乗って立って遊んでいて、足を滑らせて落ち、腰を強打したのですが、危ない遊び方をしてケガをしたなんて怒られる!と思って痛みを我慢したんですよね。笑
今、振り返ればアホだな(笑)と思う事も、小学生の当時は痛いし辛いし悲しいし言えないし、もう必死ですよね、そんな感情まで甘酸っぱく思い出して、施術を重ねるうちに大人になった私の腰が楽になったのでした。

カラダって本当に不思議です。歩んできた人生は皆様それぞれです、無意識に筋膜へ記憶させてきた過去も色々だと思います。
四ツ谷オステオパシースタジオでは「今のカラダ」がベストな状態で動ける事を目標にして施術して参りますので、無理なく楽になりましょうね!



四ツ谷オステのモンステラ、新しい葉が開こうとしています!


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